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  • 2022年10月17日
  • 聴覚

ISeee TimeLineを国立民族学博物館特別展示「Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~」で実証実験

写真左は実験をしている様子、中央はISeee TimeLineの投稿からの抜粋です。右の参加者の集合写真は、コミュニケーションウォールという展示の感想を記載する場所で撮りました。ISeee TimeLineへの投稿がディスプレイに掲示されています。

筑波技術大学ISeee プロジェクトで開発したシステムISeee TimeLineを使って、国立民族学博物館で9月1日から11月23日まで開催されている特別展示「Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~」で実証実験を行いました。

興味のある博物館展示に一人で観覧に来たという設定で、聴覚障害者、健聴者、健聴の英語使用者が実験に参加しました。実験では、ISeee TimeLineに投稿したり、他の人の投稿を見たりしながら展示を鑑賞しました。他の人の投稿を見ることで、自分一人では気がつかなかった展示に目を向けることや、展示に対する他の人の意見から新しい気づきを得ることが出来、ISeee TimeLineを使うことで、一人で来たとしても誰かとつながっていると感じられるようでした。展示の内容は、ことばについて多岐にわたっており、ことばについての知見を広め、手話に関してのより深い理解を得ることもできました。

写真左は実験をしている様子、中央はISeee TimeLineの投稿からの抜粋です。右の参加者の集合写真は、コミュニケーションウォールという展示の感想を記載する場所で撮りました。ISeee TimeLineへの投稿がディスプレイに掲示されています。

(産業技術学部 平賀 瑠美/2022年10月17日)