1月26日、東西医学統合医療センターでは研修生を対象に「臨床技術セミナー」を開催しました。従来この時期は、2年目の研修生が外部研修を行っていますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年度より中止となっていました。外部研修は、当センターの研修プログラムの一つで、筑波大学病院脳神経外科や県内の病院の緩和ケア科、あるいは助産院やスポーツ現場など、研修生が興味もっている外部のフィールドで一週間程度の研修を行います。今回はその代替案として、オンラインを活用したセミナーを企画、開催しました。本セミナーでは、講師に茨城県鍼灸師会副会長の坂本一志先生をお招きしました。坂本先生は、アメリカやオーストラリアでカイロプラクティックを学び、自身の治療院で鍼灸と融合させた施術を実践しています。今回は、基礎的な話と実践例を具体的にご紹介いただきました。参加した研修生からも多くの質問があり、興味を持って聴講できたと思います。今後も、コロナ禍でも工夫しながら学べる環境を提供していきたいと思います。